高稲ヘルシー塾: 2015

ここでの腰痛の定義は、

レントゲン・MRIでも明確な原因を特定できない、下肢の痛みも伴わないものとする。

こういった腰痛の原因は、

スポーツ・労作業・日常生活での筋疲労・老化による筋肉の弱化などにより、筋硬化して循環障害に陥ることで痛みが発症する。

セルフケアの順番は、

お尻（中臀筋）→太もも（中間広筋）→腰（多裂筋）→背中（最長筋）で行う。
ここでいう腰痛は太ももからお尻・腰・背中という広い範囲の筋肉疲労が原因である。

この場合の腰痛の主原因は、お尻（中臀筋）の深部の頑固な筋硬化であり、時間をかけて圧迫する必要がある。お尻（中臀筋）の筋硬化は一度なってしまうと改善に時間がかかるので、日々のケアが重要である。

太ももの中間広筋の外側の外側広筋は中臀筋と強く筋連結する大きな筋肉であり、この筋肉の緊張を残したままで中臀筋を緩めることは出来ない。

多裂筋と最長筋は中臀筋が大臀筋を介して筋連結していることから、筋肉の緊張が生じやすい。